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『料理通信』2013.05

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物語を命綱にして。

 

「自分の店を持つならば、ディテールまで想像できること」

 

独立前、掛川哲司シェフは建築家である父にそう言われたという。細部まできちんと詰めていくために、彼がしたのは、物語をつくることだった。

 

「1789年、フランス革命の頃。場所は北欧あたりの海に浮かぶ、ポントレットという架空の島です。ヨーロッパやアジア各地と交易する港町で、石畳の広場には教会があり、ポンコツの車が走っている。そんな町のビストロがアタ」

 

そこにはどんな料理が出され、誰が集まり、どういう会話が飛び交うのか?

 

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『GOETHE』2013.05

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業界期待の若手シェフが新たなビストロを創造

 

「レストランで美味しいのは当たり前。自分が始めるのなら、楽しくて使い勝手のいい店にしたかったんです」

 

開口一番、ハツラツとした笑顔でこう語るのは、常にポジティブな掛川哲司シェフ。ビストロの気軽さを持ちつつも、料理のクオリティーは、あくまでもレストランの矜持をを保つ・・・・・が、掛川シェフの意図するところ。

 

 

木材をふんだんに用いた店内は、フランスの片田舎に佇む民家を思わせるアットホームな雰囲気。時の流れを忘れさせてくれそうなどこかのんびりとした空気が流れている。料理も同様、今時の最先端のフレンチではなく、古典をベースに独自のオリジナリティを加味した料理が持ち味だ。…

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『東京カレンダー』2013.05

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海の幸にわくわく まさに”海の玉手箱”

 

ここの存在を最初に教えてくれたのは、エビ&カニ専門店「うぶか」の店主・加藤邦彦さん。料理界きってのエビ&カニマニアが薦める魚介が主役のお店ならば、間違いはありますまい! という思い出伺ってみれば、お料理のみならず、食器やインテリアのセンスが、キメすぎてなくていい感じ。そして、店全体に流れる空気感が心地よい。シェフ、掛川哲司さんの人柄も相まって、初手から全力で寛いでしまった次第。…

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『婦人画報』2013.05

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バル感覚でシェアして魚介料理が楽しめる

 

店名の”Ata”とは、”食べる”を意味する北欧のことばとか。代官山から八幡通りを渋谷に向かって歩くことしばし。木の温もりが伝わるフランスの田舎家のようなこの店で腕をふるう掛川哲司シェフは、箱根「オー・ミラドー」や青山「ナリサワ」などで修行を積んだ経歴の持ち主。去年の12月にオープンした同店では、ガストロノミーで学んだ知識と技術をベースに、バル感覚で気軽にシェアして食べられる料理作りを心掛けているといいます。手書きの黒板メニューに目をやれば、”あじのなめろう”や”ブイヤベース ムールマニエール”など、フィッシュマーケットを思わせる魚介料理が満載。…

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『専門料理』2013.04

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店のコンセプトと内装について

 

店を作るにあたって考えたのが、店の架空の物語。料理のおいしい店が多数ある中、「Ataに行こう!」と思っていただくためには、どんあ店でどんな人にどういうふうに使ってほしいか、という店の思いを具体的に打ち出すことが必要だと思ったからです。私自身魚介が好きで、海産物が豊富な日本ならではの魚のおいしさを伝えるフランス料理店があってよいのでは? と以前から思っていたので、魚介が売りのピストロを考えました。…


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